脳波について

ニューロフィードバックトレーニングは、脳波を自分で調整する支援を行うトレーニングです。脳波に注目します。
私たちは、夜ぐっすり眠っている時の緩やかな脳波は“デルタ波”です。眠りにつく時や目が覚めたばかりでまだボーっとしている時は“シ―タ波”が出ます。目がはっきり覚めて「いいお天気だなぁ」とリラックスして窓の外を眺めている時は“アルファ波”が出ています。そして、「さて、今日予定は、あれとこれをしなければ」と頭を使って計画を立て行動し始めると“ベータ波”が出ます。そして車で会社に向かう途中で、飛出しでキューブレーキを踏んだ時、緊急対応のための“ハイベータ波”が出るのです。

発達障害と脳波

例えば、発達障害と言われている子どもたちは、この脳波が状況に適合してきちんと出ていません。例えばADHDの子ども達のほとんどが、生活の場面でシータ波が多く、注意して行動するのに必要なベータ波が出ないので、動き回るなどの多動で脳を興奮させてベータ波を出そうとしているのです。 行動を止めさせる親御さんがいらっしゃいますが、お子さんは、一緒懸命脳を起こそうと、ベータ派を出そうと行動しているのです。何とも忍びない状況ですが、問題は脳波の状態に起因するのですから、脳波のバランスを改善することができれば、自分の行動から興奮状態に持って行くことでベータ派を導こうとする行動は見られなくなるのです。ニューロフィードバックトレーニング方針は、本人の力でシータ波を抑制しベータ派を覚醒する支援をすることになります。